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ブレードランナー (1982)

★★★★★★★☆☆☆


―あらすじ―
時は2019年。遺伝子工学により開発された人造人間
“レプリカント”が宇宙開拓の作業に就いていた。
奴隷として過酷を極めた結果、彼等が反旗を翻しては
専任捜査官“ブレードランナー”が彼等の処刑に当たる。

そんな仕事からリタイヤしていたデッカードだが、
植民惑星から地球に潜入した“レプリカント”の
捕獲を依頼されて…。


監督は『エイリアン』リドリー・スコット
原作はフィリップ・K・ディックのSF小説
『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』
脚本はハンプトン・ファンチャー、デヴィッド・ピープルズ
主演は『インディ・ジョーンズ』ハリソン・フォード
共演にルトガー・ハウアー、ダリル・ハンナ等。
1983年度アカデミー賞視覚効果賞・美術賞ノミネートされたSF。

bleadrunner.jpg

今年(2011年)の秋頃だったか、英国の映画誌「TOTAL FILM」
於いて発表された「史上最高のSF映画 TOP50」で第一位に
選ばれた本作『ブレードランナー』

正直、一位はもっとライトな映画こそ相応しい気がする。
それに時代を考慮しなかったら、やっぱし評価は下がる。
それでも、確かに映画史に残るSF映画である事は間違いない。

本作は、言うなればSFを背景にしたハードボイルド
が、そのSFの扱いこそが他とは違うナイスポイント。
近未来が舞台ならば、イマジネーションをフル活用した
アイディアが満載の未来像が作られるのが一般的である。
SF好きな人だって、それを見てこそ楽しめるってぇもんだ。

が、本作は折角の未来舞台を冷めた視点でお送りしちゃう渋さ。
煌びやかな世界を期待すればガッカリ(!?)の退廃的空気感だ。

勿論、半端無い科学力を見てとれる所も有る。と同時にソコを
フィーチャーせず、「ソレもコレも当たり前」アティチュード。
これ見よがしに未来っぷりを見せないって“粋さ”も感じられる。

プラス、派手なSF演出をしなくていい分、予算も
抑えられるっていう『ガタカ』的なメリットもある(笑)

が、そんなハードボイルド・サスペンスだけでは収まらない。
標的となる“レプリカント”が良い意味でクレイジーなのだ。
異質さを纏っては単純に“狂ってる感”にどうにも惹かれちゃう。

勝てた筈なのに負ける不思議戦法のプリスも恐怖演出が
効いていたが、現実味なんて無視した恐怖演出をしちゃう
脱走した“レプリカント”リーダーのバッティにメロメロ。
ホラーテイストをブレンドすることで異彩を放っているのだ。

まるで昔のマリリン・マンソンの様な(というかキッス)メイクを
しては、あのダリス・ハンナ(後から知ったけど)が演じたプリス。
小悪魔だの人形のフリだの飛び跳ねる彼女を越えちゃうんだもん。

恐怖演出から最後の独白まで狂気と悲哀に満ちたバッティ
強烈な印象を残すし、それこそ個人的に大好物(!?)である
“アイデンティティー”要素で面白さも倍増。

結果、心地良い異質さを漂わせるホンノリ格式高いSF映画に。
SF映画の金字塔とか言われたとしても、納得出来る名作の一つ。

bleadrunner2.jpg

あっ、それから意見が分かれる“デッカード=レプリカント説”
どうやら後付け設定らしいけど、「ディレクターズカット」以降は
作品内で断定こそしてはいないが、ソッチ路線で決まりですよね。

デッカードが自らに向けられた「レプリ診断の指摘」に始まり
「ユニコーンの夢」、さり気無い「ピアノ上の写真の多さ」に
ラストの「ガフのユニコーン折り紙」・・・決定的じゃない??

ってか、悪い癖で(!?)どんでん返しとか予想しちゃう自分。
情報ゼロ状態ながらも、人間と大差ない“レプリカント”設定の
時点で、夢オチの如く主人公の“レプリ”オチなんじゃないかって
序盤から危惧
してたもんだから、その点の面白さは無かったかな(笑)

また、技術の割りに進歩してない社会だな、と、その世界観が
ノンリアリティーだと思っちゃうのが今見てこその残念ポイント。
火を噴く巨塔に甘々の防犯、情報社会じゃない辺りとかね、残念。
予見出来たのはアジア圏の台頭って事くらいかな。悪かないけど。
今はただ、新作プロジェクトがどうなる事やら…。

判決、無罪

ブレードランナー ファイナル・カット 製作25周年記念エディション [Blu-ray]ブレードランナー ファイナル・カット 製作25周年記念エディション [Blu-ray]
(2010/04/21)
ハリソン・フォード、ルドガー・ハウアー 他

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プロフィール

スケ♪

Author:スケ♪
映画大好き、感想言いたい!
…というワケで(!?)
気ままに映画批評なエブリデイ!
折角だし裁判という形で行こう!

満足度は10段階の評価です。
有罪、無罪の判決をします。。
あくまでも一個人の戯言です。。。

個人的に好きな“お笑い”であったり
“hide”“Marilyn Manson”に例えて
語る事も有ったり無かったり…

●好きな映画監督
園子温(変態っぽい)
中島哲也(徹底してる)
クエンティン・タランティーノ(オタク)
●好きな役者
窪塚洋介(怪演王子)
ジョニー・デップ(昔はアウトロー)
エマ・ストーン(フツーに可愛い)

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