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アウトレイジ (2010)

★★★★★★★★☆☆


―あらすじ―
関東一円を仕切る巨大暴力団組織、山王会。
その若頭である加藤は、傘下の池元組と弱小ヤクザの村瀬組の
接近を警戒し、組長の池元に村瀬組を締めるように命じる。
そこで池元は、配下の大友組にそれをそのまま丸投げにする。
弱小組織ながらも武闘派の大友組は、早速、
村瀬組を締め上げにかかる大友組だったが…。


監督・脚本は『その男、凶暴につき』北野武
編集は北野武、太田義則
キャスティングは吉川威史
音楽は鈴木慶一
出演はビートたけし、椎名桔平、加瀬亮、小日向文世ら。
任侠サヴァイヴァル・バイオレンス群像劇。R‐15。

outrage.jpg

金と権力に素直(ストレート)な加齢臭漂う者(ヤクザ)達が集い、
時には手が出る事(殺し合い)も有るお話(ヴァイオレンス・ムービー)。

冷静すぎる暴力描写に飛び交う「バカヤロー」「コノヤロー」、
そのシュルレアリスムはヤクザ映画の真骨頂ではないだろうか。
ってヤクザ映画なんて全然馴染み無いけども(笑)

ある意味、ソリッドシチュエーション・スリラー(!?)
金と権力にチラ付いては組織に翻弄されるヤクザ達の話って
意味では、ソリッドシチュエーション・ヤクザでOK!?(笑)

凄んでは容赦無い暴力を放つが、過剰ではないその加減もいい。
何故なら、過剰な描写をしちゃうと逆に笑えちゃう危険性も有る。
特にホラーに多いが、有名どころで言えば『エクソシスト』
「ブリッジ階段下り」とか、ジャパニーズ・ホラーにおいても
『着信アリ』「ドアスコープ・ニードル」とか最早笑える。

圧倒的にして鮮やかな暴力描写が続く中、「拷問inラーメン屋」
全てを見せないという粋なユーモア演出も光っていた暴力場面の一つ。
序盤の「カッターほいほい」は考えるだけで痛いし、何よりも一番の
ヴァイオレンス・アピールと言える「○○○○」
は想像を絶する、
よく思い付くなぁと逆に感心してはションベンちびっちゃう(笑)

バリエーション豊富な殺人もかなり練られていては評価せざるを得ない。
『SAW』シリーズは続編ごとに残酷殺人もネタ切れ感があったし、
『サウスパーク』における定番の「ケニー殺し」は完全にリタイヤ
ぶっこくし、刺激タップリに惹かせる殺人も難しいモンなんですよね。

鈴木慶一の音楽も素晴らしい事も忘れてはいけない。
冷酷無比なサヴァイヴァル・ゲームのBGMとして虚無的で
煽情的で、本作にとって実に機能的な音楽であった。最高❤

登場する主要キャラ11人、全員悪人という時点で期待感急上昇。
同時に、いやいや相関図が覚えらんないかも…と心配になった。
んが、その点の心配は無用だったし、見事な捌き様だった。

不況の中で生き残る為に合併する企業の様に淘汰されるヤクザ社会。
機械的に殺されては整理されていくし、意外に(!?)分かり易い。

ただ、どうしても11人もいる訳で、それぞれのエピソードが
欲しがり屋な自分としては腹八分目どころか六、七分目な感じ。

暴力的で刺激的で、先の読めない展開という事も去る事ながら、
椎名桔平が演じる水野、ビートたけしが若ければ彼自身が演じた
役どころではないだろうか。
水野って、『その男、凶暴につき』だとか『ソナチネ』だとか
におけるビートたけしに見える。

そして、ビートたけしが演じる大友は、今迄の北野映画における
ビートたけしの演じる従来のキャラとは違う事が最後の決断で分かる。
見方によっては丸くなった様にも感じる。
まあ昔が尖り過ぎていたんだろうけども。
印象的でカックイー死に方を選ばず、どう思われようと格好悪くとも
生きる事を選んだという事実。

北野映画を見始めた当初、というか主役が最終的に死ぬ映画は、
子ども心に「じゃあ今迄の何だったん!?」とか「結局ソレかよ!!」と
思っては基本的にファッ○ン認定だったが、そんな頃もあっての今回の
ビートたけしの在り方の変化は感慨深かった。

残念なのは、粋な笑いというユーモアセンスを発揮しながらも、
あからさまな、というか寧ろわざとスベろうとしているとさえ
思える黒人のリアクション芸は要らなかった、本当に。

にしても、狂気に塗れながらも仄かな笑いさえ在る、
良い意味でファッ○ンなヴァイオレンス・エンターテイメント

判決、無罪

アウトレイジ [DVD]アウトレイジ [DVD]
(2010/12/03)
ビートたけし、三浦友和 他

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プロフィール

スケ♪

Author:スケ♪
映画大好き、感想言いたい!
…というワケで(!?)
気ままに映画批評なエブリデイ!
折角だし裁判という形で行こう!

満足度は10段階の評価です。
有罪、無罪の判決をします。。
あくまでも一個人の戯言です。。。

個人的に好きな“お笑い”であったり
“hide”“Marilyn Manson”に例えて
語る事も有ったり無かったり…

●好きな映画監督
園子温(変態っぽい)
中島哲也(徹底してる)
クエンティン・タランティーノ(オタク)
●好きな役者
窪塚洋介(怪演王子)
ジョニー・デップ(昔はアウトロー)
エマ・ストーン(フツーに可愛い)

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