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クロエ (2009)

★★★★☆☆☆☆☆☆


―あらすじ―
大学教授の夫・デビッドと息子・マイケルと共に
何不自由ない毎日を送る産婦人科医・キャサリン。
しかしある日、デビッドの携帯電話を見た彼女は
教え子との浮気を疑い始める。
不安が募り、浮気の確証を得たいと考えた彼女は
若く美しい娼婦クロエに夫を誘惑して貰う事に…。


監督は『秘密のかけら』アトム・エゴヤン
脚本は『セクレタリー』エリン・クレシダ・ウィルソン
出演は夫婦役にジュリアン・ムーアリーアム・ニーソン
魔性の女に『マンマ・ミーア!』アマンダ・セイフライド
仏映画『恍惚』をリメイクした官能サスペンス。

chloe.jpg

悪女映画というよりストーカー映画である。
そして、夫の浮気を疑うキャサリンの一人称映画ではない。
その二点が本作の主な失敗なのではないだろうか。

監督のアトム・エゴヤンはエロティック・サスペンスの
名手として異名を取るカナダ人監督らしいが、残念ながら
エロスもサスペンスも、良くて平均点というくらいの出来。

本作の悪女・クロエ役のオーディション時は無名だった
アマンダ・セイフライドは、撮影が始まる頃には有名に
なっていたという。
が、既に女優としての道が拓けた故にか、官能的な悪女
としての脱ぎっぷりは思いのほか抑えられていると思う。
ヌードは有るが、真正面から直接的には見せていない。
その所為で(!?)別に見たくもないキャサリン役の
ジュリアン・ムーアのおっぱいアピール
が鼻に付く(!?)

『映画秘宝』2011年7月号の監督インタビューにて、
「ただ肉体を見せることがエロティックなのではなく、
2人の女性の駆け引きや精神的なぶつかり合いが
官能的な要素を生みだす」
と言っているが、
だったらキャサリンも胸を見せなくていい筈だ。

で、結果的に官能的な雰囲気も薄めな微温い
サスペンス
になってしまったのは、最初に述べた様に
キャサリンの一人称視点ではないからという事も有る。

冒頭がクロエから始まるのは良しとしても、夫が誕生日会を
ドタキャンする場面で女の影をチラ付かしている時点でアウト。
余りに早過ぎる夫の浮気アピールは、逆にミスリードに思われる。
というか、でなければ「何て単純な作りなの!?」って思う所だ。

で、夫の浮気の画は飽くまでキャサリンの想像上の画であり、
『アヒルと鴨のコインロッカー-』での「回想詐欺」を思い
出しては、自分の中では既に夫の潔白は確定的であった。
と同時に、クロエの生々しい述懐は、何て文章力と構成力に
富んでいるんだろうと笑える
場面となってしまっていたのだ。

そもそも、クロエとの接触から不自然で馴染めなかった。
そうなれば、何故にキャサリンがレズ行為に走るのかも謎。
そんなレズ行為を隠し撮りして脅迫する様なクロエに対し、
明らかに逆効果な追い返しをするキャサリンの行為はやはり謎。
というか、急なストーカー展開は衝撃というか笑劇という状況。

そんなキャサリンの人間性、人の事を疑うだけ疑って自分の事を
棚に上げる姿を表したのは面白いが、それを指摘するのがクロエ
ではなく夫だったのも個人的には残念ポイントであった。
そして、意味深な「ブローチ」は最後まで出てくるものの、
大した効果を示さず、「これ、要るか?」状態であった。

また、クロエがストーカーと判明した時点で終わり方も絞られる。
キャサリンを始めとした家族にとって、そして収拾を付ける為に
真っ先に思い付く(安直な)締め方は、クロエが自殺する事だ。
と思っていれば、案の定都合良く勝手に死ぬ捻り無しエンド
これは一周回ってギャグとして捉えるべきなのだろうか。

いや、ならばやはりキャサリンの夫はクロエと浮気すべきだった。
クロエは当て付けとしてキャサリンの息子とも関係を持ったし、
そうすれば家族全員がクロエと関係を持ったという何とも言え
ない気まずさが漂い、特質な笑いに包まれて終わった筈なのだ。
残念(笑)

まあ何だかんだ心理描写は丁寧ではあるし、展開も楽しめた。
それより何より(!?)アマンダ・セイフライドは可愛いし。
にしても、キャサリンの息子は可哀想過ぎるけれども(笑)

もう少し工夫というか練って欲しい設定未熟罪
見え透いたミスリードは演出杜撰罪
展開模様はご都合主義罪、非現実罪
それによりサスペンスとしては緊張希薄罪
捻りの無い締め方は結末安易罪
アマンダ・セイフライドセクシー出し惜しみ罪
逆にジュリアン・ムーアセクシーアピール過剰罪

判決、有罪

クロエ [DVD]クロエ [DVD]
(2011/11/02)
ジュリアン・ムーア、リーアム・ニーソン 他

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スケ♪

Author:スケ♪
映画大好き、感想言いたい!
…というワケで(!?)
気ままに映画批評なエブリデイ!
折角だし裁判という形で行こう!

満足度は10段階の評価です。
有罪、無罪の判決をします。。
あくまでも一個人の戯言です。。。

個人的に好きな“お笑い”であったり
“hide”“Marilyn Manson”に例えて
語る事も有ったり無かったり…

●好きな映画監督
園子温(変態っぽい)
中島哲也(徹底してる)
クエンティン・タランティーノ(オタク)
●好きな役者
窪塚洋介(怪演王子)
ジョニー・デップ(昔はアウトロー)
エマ・ストーン(フツーに可愛い)

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