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ロシアン・ルーレット (2010)

★★☆☆☆☆☆☆☆☆


―あらすじ―
病気の父を抱えた貧しい青年ヴィンス。
ある日、ひょんな事から耳にした、大金が入る
という仕事を求めて、とある館へとやって来る。
何とそこでは、17人の男たちが円になり、一斉に
目の前の男の後頭部に向けて引き金を引く集団
“ロシアン・ルーレット”が行われようとしていた。
最後まで生き残れば100万ドルの賞金が得られるが…。


監督はグルジア出身の新鋭ゲラ・バブルアニ
脚本はゲラ・バブルアニ、グレッグ・プルス
主演は『コントロール』サム・ライリー
共演はミッキー・ローク、ジェイソン・ステイサム等。
監督自身の長編デビュー作『13/ザメッティ』
ハリウッド・リメイクしたサスペンス。97分。

russianroulette.jpg

ミッキー・ロークジェイソン・ステイサム
折角彼等をキャスティングした意味が無い映画。
というか、完全なるなんちゃってシリアス映画
何故これで良しとなるのか分からない間抜け映画

ゲーム性の無いゲームが盛り上がる筈が無い。
心理戦の無いゲームが盛り上がる筈が無い。
『カイジ』『LIAR GAME』、はたまた
『DEATH NOTE』の重要な要素を完全に
消した何とも地味で無味なゲーム・ストーリーである。

富裕層のギャンブルとしての“ロシアン・ルーレット”。
その発想は今時新しくはないが面白いと思う。
(というか、近年は何でもキ○ガイ金持ちの仕業にし過ぎ)
が、そのゲームをただこなしただけでは駄目。
ちゃんと設定を活かしては登場人物含めて料理しろよ!

素っ飛ばしても問題の無い事務的なドラマ部分も不必要。
命の掛かったゲームという緊張感も恐怖感も無いのが問題。
合図と共に人殺しになるかもしれないし殺されるかもしれない。
どちらもイマイチ伝わり辛い、二兎を追う者は一兎も得ず状態
そう、結果としてどっちも描けていないというお間抜けっぷり。
というかカメラで主人公の表情をしつこいくらいに追えよ!と。
追い詰められるヴィンスっていう感覚が麻痺気味なのだ。

ただ、本作のお間抜けな所はこれだけでは無い。
「アイツは経験者だから」とか「アイツは強い」とか
富裕層がお金を掛けて行く。
…いやいや、このゲームは完全に運だろ!!
強いも弱いも無いじゃん!!!

もう一つお間抜けな事に、冒頭で主人公が1対1に
なっている「ロシアンルーレット」を見せている事だ。

物語が最高潮を迎える場面を冒頭で見せては“引き要素”
にする事はまま有るが、遣っちゃアウトな場合が有る。
最後の勝負まで、主人公の命が保証されているという
安心・安全の展開
が約束されているのだ。
出鼻を挫いた様に緊張感を削いでしまう退屈感演出。

蜘蛛のイラスト付きの電球が灯る合図も頂けない。
個人差は有るし、先走る奴だっている筈だ。
公平性というか、徹底されたゲームとは言えない。
暴走して金持ち連中に発砲し兼ねない危険性も、
有り、普通に考えてリアリティーにも欠けている

というか、闇社会の命懸けケゲーム自体がノンリアリテイー。
『カイジ』にしても『インシテミル』にも言える事なのだが、
命を掛けた闇社会のゲームに参加して、生き残れる訳が無い。
そこから、折角の闇社会の秘密が一般社会に漏洩し兼ねない。
非合法な行為をしている団体が、勝者だからって参加者を
そのまま一般社会に戻す展開は、現実味が一気に失せる。

というか、結構な主人公補正ぶり。
あっさり解放される終盤も然る事ながら、ゲームの
始まりから途中途中での妨げっぷりは即刻処刑モン。

また、こういうのは覚醒というか、変なスイッチが
入っちゃうのが面白いというか、王道な気がする。
起:置かれた不条理状況に「マジ俺もう駄目だ」
承:が、強制というより絶対で「生き残らなきゃ」
転:最早神にも縋れぬ現実から「…俺なら出来る」
結:自己催眠からの勝利(&暴走)「俺こそ最強だ」


リアル路線を追究した心算なのか、静かに展開。
臨場感溢れる音楽で煽って来る様な事はしないのだ。
それ自体はOKだが、ヴィンスの心情を表現出来て
いず、緊張感に欠けては長っ垂らしさがより際立つ

やはり、カメラはヴィンスに集中・注目して欲しい。
人殺しになりかねない恐怖、そしてそれ以上であろう
死ぬかもしれない恐怖を描写する事に専念して欲しい。
ゲームが進行してヴィンスが実際に殺した後も、
良心の呵責に苛まれたり恐怖する描写も全然だった。
ヴィンスに感情移入が出来ないのは勿論、かなり
冷めた視点で見ざるを得なかった残念仕様であった。

映画として内容平坦罪、地味・薄味罪
ネームバリューのある肉体派の役者浪費罪
設定を練り、活かし切れていない設定未熟罪、設定破綻罪
冒頭は安心感(退屈感)を与えちゃっただけの時間軸傷害罪
その他にも主役魅力不足罪、描写不足罪、非現実罪
それ等による緊張皆無罪
総じてB級罪
ゲラ・バブルアニファッ○ン監督罪、ファッ○ン脚本罪
そして、その意図が分からないリメイク無意味罪

判決、有罪

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(2011/11/09)
ジェイソン・ステイサム、サム・ライリー 他

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プロフィール

スケ♪

Author:スケ♪
映画大好き、感想言いたい!
…というワケで(!?)
気ままに映画批評なエブリデイ!
折角だし裁判という形で行こう!

満足度は10段階の評価です。
有罪、無罪の判決をします。。
あくまでも一個人の戯言です。。。

個人的に好きな“お笑い”であったり
“hide”“Marilyn Manson”に例えて
語る事も有ったり無かったり…

●好きな映画監督
園子温(変態っぽい)
中島哲也(徹底してる)
クエンティン・タランティーノ(オタク)
●好きな役者
窪塚洋介(怪演王子)
ジョニー・デップ(昔はアウトロー)
エマ・ストーン(フツーに可愛い)

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