FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ブリッツ (2011)

★★★★☆☆☆☆☆☆


―あらすじ―
サウスロンドン警察の刑事ブラント。
彼は暴力的な捜査方法で犯罪者に対しても容赦ない。
が、その実は仲間想いで熱い正義感の持ち主だった。
そんなある日、警官ばかりを狙う連続殺人事件が発生。
事件の犯人は“ブリッツ”と呼ばれ、ブラントは
新任警部ナッシュと共に犯人を追うのだった…。

監督は本作が長編2作目のエリオット・レスター
脚本は『月に囚われた男』ネイサン・パーカー
主演は『トランスポーター』シリーズのJ・ステイサム
共演はパディ・コンシダイン、エイダン・ギレン、ゾウイ・アシュトン等。
イギリス映画。97分。

blitz.jpg

すっかりバイオレンス・ヒーローなジェイソン・ステイサム
そんな彼が主演だから、アクションによる一定の満足度は有る筈。
…と、見る前から思うし、予告編を見る限りは更なる期待も募る。
何たって、今回のJ・ステイサムの標的は狡猾な殺人鬼なのだ。
J・ステイサム主演作と言えば、最早ぶっとんだコメディー色の
バイオレンス・ムービーなイメージがあるが、警官殺しを追う
サスペンスというシリアスな雰囲気も帯びているから面白い。
…と、見る前は思っていた。

カウボーイとエイリアンという非なるモノを混ぜ込んだ
『カウボーイ&エイリアン』の様に興味をそそられるのだ。
ベクトルの違うモノを、水と油の様に本来は混ざらないモノを
同一世界に混ぜる、という荒唐無稽な設定だけで魅かれてしまう。
まるでB’zの44枚目のシングルの歌詞の様に「相乗効果で
良くなろう」という感じがしちゃって勝手にテンションが上がる。
『カウボーイ&エイリアン』に関しては、期待した分、余計に
残念でつまらなかった訳だけども(焦)

でも今回こそは・・・と思えど、やはり残念。
勿論、一定の面白さはあって楽しめたのだが、残念。
その最大の理由は、原因は、標的の“ブリッツ”が
ヒールとしては余りに小物
の単なるクソ野郎だからだ。

犯罪者なりの美学も無ければ哲学も無い。
“絶対悪”だとか“必要悪”だとかも無い。
一応は少しは頭の切れるサイコ野郎って事だが、にしても
実に中途半端で、悪役としての立ち位置が定まっていない。
自らの軽犯罪を検挙した警官への復讐でしかなく、その犯行も
計画性は有る様で無いし、そうなると単純に小物でしかない。
不条理な犯行の愉快犯を思わせた冒頭の所為で余計にそう思う。
だって最初は、監視カメラの死角で殺人を犯して警察を嘲笑う
知能犯っぷりを感じさせたのに、それは何だったろう…。

しかも、最初こそ犯人が分からなかったものの、引っ掛けも
無いまま警察を出し抜いてザコ野郎が容易く犯人に辿り着く。
てっきり“真犯人ブリッツ”が居るのかと勝手な予想をして、
結果的にその分のショックもあった。

変にシリアスなサスペンス要素を追加(!?)した
所為で、折角のアクションも抑えられてしまい、
J・ステイサムの暴れっぷりも期待値未満だった。

バディムービーとしても薄かった。
相棒である新任警部ナッシュはブラントに引けを取って
いるし、折角の(!?)ゲイ設定も活きていず灰汁も無い。

警察が真相を闇に葬り報復しちゃうラスト自体は別に
悪くはないが、せめてもの変化球として、っていうか
ナッシュが良識派ぶってキレちゃう設定を活かして、
ブラントを出し抜いてブリッツをブッ殺しちゃう位がいい。
更に言えば、ブラントはナッシュに“掘られちゃう”位に
ブッ飛んだ展開があってもいいのに(笑)

思えば、癖の有る警官達も殆ど活かせていなかった
相棒でもあるゲイ上司、妻を亡くした警官、ジャンキー婦警。
クレイジーな警察世界をもっと描写すれば、ドープな世界を
体現出来たし警官ゆえ(!?)の心の闇を描出出来た筈だ。

J・ステイサムは本来の暴れん坊将軍っぷりを
披露出来ず終いの役不足罪
対する“ブリッツ”演じるアイダン・ギレン力不足罪
結果、作品として、J・ステイサム作品として灰汁不足罪

判決、有罪

ブリッツ [Blu-ray]ブリッツ [Blu-ray]
(2012/03/02)
ジェイソン・ステイサム、パディ・コンシダイン 他

商品詳細を見る
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

スケ♪

Author:スケ♪
映画大好き、感想言いたい!
…というワケで(!?)
気ままに映画批評なエブリデイ!
折角だし裁判という形で行こう!

満足度は10段階の評価です。
有罪、無罪の判決をします。。
あくまでも一個人の戯言です。。。

個人的に好きな“お笑い”であったり
“hide”“Marilyn Manson”に例えて
語る事も有ったり無かったり…

●好きな映画監督
園子温(変態っぽい)
中島哲也(徹底してる)
クエンティン・タランティーノ(オタク)
●好きな役者
窪塚洋介(怪演王子)
ジョニー・デップ(昔はアウトロー)
エマ・ストーン(フツーに可愛い)

最新記事
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
アフィリエイト・SEO対策
国内格安航空券サイトe航空券.com
健やか総本舗亀山堂
12カ国語達人のバイリンガルマンガ
英会話スクールWILL Square
無料コミュニティNOEL
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。