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トータル・リコール (2012)

★★★★★★☆☆☆☆


―あらすじ―
大きな戦争によって荒廃した近未来。
生き延びた人類は、裕福な人々が住む“UFB”と
それ以外の貧しい労働者が住む“コロニー”という
二極化が進んでいた。
工場労働者のクエイドは、希望の無い単調な毎日に
嫌気が差し、巷で評判の人工記憶を試そうと思い立つ。
そんな人工記憶を扱う“リコール社”を見つけ出し、
憧れの“スパイ”を選んだクエイドだったが…。


監督は『アンダーワールド』レン・ワイズマン
脚本はカート・ウィマー、マーク・ボンバック
原作はフィリップ・K・ディック『追憶売ります』
主演は『フォーン・ブース』コリン・ファレル
共演はジェシカ・ビール、ケイト・ベッキンセイル等。
1990年に大ヒットした同名映画のリメイク版。118分。

totalrecall.jpg

灰汁が無くなっちゃった…。
現代風になり過ぎ!スタイリッシュ過ぎ!!笑


恐らく小学校低学年くらいで見たであろうオリジナル。
自分の中では、アーノルド・シュワルツェネッガーと言えば
『ターミネーター』ではなく『トータル・リコール』だった。
子ども心に、当たり散らす「ロボット運転手」は怖かったし、
「3つおっぱい」は奇形的に見えてしまって不気味に感じ、
「飛び出そうな目玉」も視覚的にショックでホラーだった。
「鼻から発信機」「オバサン顔割れ」は「スゲェー」連発。

小さい頃に見た映画は忘れている事も多いのだが、
半強制的に見させられて後々まで引きずる事となった
『チャイルド・プレイ』に勝るとも劣らない強烈な
印象を残したのが本作のオリジナル版であった。

なので、個人的にハードルも高くなるし、本作に
求める要素も違ってきてしまう所はあったと言える。
それでも、確かに今風にアレンジしつつオリジナルの
インパクト・シーンも入れ込んでいるとは言え「違う」。
言う程のオリジナル・ファンでも無ければ、したい様に
リメイクしていいんだけど、「思ってたんと違う」感
生じてしまう。

『エイリアン』脚本の、『バタリアン』監督・脚本の
ダン・オバノンが脚本を担当したオリジナルにはやはり
敵わなかったのか、と思ってしまう。
ヒーロー物と思って見て衝撃を受けた『ロボコップ』
ポール・バーホーベンが監督を務めたオリジナルには
敵わなかったのか、と思ってしまう。

いやそれにしても、である。
ぶっちゃけ冒頭の世界観説明の時点で危惧された。違う意味で。
富裕層の“UFB(ブリテン連邦)”に貧困層の“コロニー”。
この時点でノータリン世界観に思えてしまって心配になるのだ。
少し前の言う所の『TIME/タイム』が思い出される。

という訳で、不安通りのノータリン脚本だった。
代わりに畳み掛ける様にして続くアクションは有る。
そう、本作は完全にアクション主体で作られている。

その観点からならば、逃げても逃げても追ってくる
ノンストップ・アクションとして興奮は途切れない。
冷静に考えれば、いくら何でも対応が早過ぎる警察
に何度も突っ込みを入れたくなるけれど…(笑)

ドンパチやるし、不思議移動するエレベーター郡での
バトルや磁力仕様のカーチェイス等の工夫されまくりの
アクションは面白い。
肉弾戦アクションも、ダグラス(ハウザー)を演じる
コリン・ファレルは勿論、可愛いジェシカ・ビール
綺麗なケイト・ベッキンセイルも大活躍していて最高。
ケイトに関しては、『アンダーワールド』シリーズの
セリーンまんまかと思えば、監督(旦那)も同じか(笑)
…マサイアスとコーヘイゲンは可哀想な部類ですね(笑)
いや、黒幕の癖して前線に出てきちゃうコーヘイゲンは
カッコイイか、マサイアスは呆気無さ過ぎるけども(笑)

ただ、そんな元々がお馬鹿設定でアクション主体となると
ラストも簡単にハッピーエンドを迎えている気がしちゃう。
目指したモノに出来上がってはいるが、目指すべき方向が
違う
気がするのだ。勿論、個人的な感覚では、という訳だが。
折角のリコール社も、物語の鍵では無く切っ掛けに過ぎない。
もう少し記憶、夢云々で展開にサプライズがあると思った分、
思いの外ストレートで残念であった。
アクションは確かに凄い、凄いけど、それだけならば「別に
リコール関係無くね?」
ってなっちゃう。
アクション主体というか、気付けばアクション一色
“なんちゃって『トタール・リコール』状態”だった。

変に現実的に遣っている分、“フォール”の無茶苦茶加減も
許容するのに手間取ったし、生身で“フォール”の外に出て
大丈夫なんだとも驚かされた。
火星設定が“フォール”に変わったとして、せめてそこで
オリジナルの「飛び出そうな目玉」的演出をするべきだ。
思えば、「オバサン顔割れ」の本作バージョンも
ハイテクで面白い反面、オリジナルのユーモアも無く淡泊。

スタイリッシュだったりスペクタクルなビジュアルでは
無く、インパクトがあってサプライズなビジュアルこそ
欲しいんだし、スリルでダイナミズムよりもショッキングを
求めていたのはラフでもいいからパワフルな近未来観なのだ。
ごった煮文化なハイテク世界も、面白いけど活きていない。
飽きさせないアクションの連続よりも、たった一回でもいい
からインパクトが欲しいのだ。お笑いで言う、江頭2:50
そう、江頭2:50感が、江頭魂が感じられなかった

と、アレコレ言いつつもやはりアクション要素は
素晴らしいので、内容に乏しくも、近未来を背景にした
アクション素材集
としては抜群に飛び抜けている…(!?)

判決、無罪
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プロフィール

スケ♪

Author:スケ♪
映画大好き、感想言いたい!
…というワケで(!?)
気ままに映画批評なエブリデイ!
折角だし裁判という形で行こう!

満足度は10段階の評価です。
有罪、無罪の判決をします。。
あくまでも一個人の戯言です。。。

個人的に好きな“お笑い”であったり
“hide”“Marilyn Manson”に例えて
語る事も有ったり無かったり…

●好きな映画監督
園子温(変態っぽい)
中島哲也(徹底してる)
クエンティン・タランティーノ(オタク)
●好きな役者
窪塚洋介(怪演王子)
ジョニー・デップ(昔はアウトロー)
エマ・ストーン(フツーに可愛い)

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