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ソルト (2010)

★★★★☆☆☆☆☆☆


―あらすじ―
イヴリン・ソルトは、どんな嘘でも見破るCIA分析官。
ところがある日、CIA本部でロシアから逃亡してきた
謎の密告者を尋問していた彼女は、突如、窮地に陥る事に。
その密告者は、大統領暗殺の命を受けたロシアのスパイが
ニューヨークに潜伏していて、それがソルトだと告白する。
何かの罠だと必死に訴えるものの、同僚たちは誰も耳を
貸そうとせず、追い詰められたソルトは逃亡を企てるが…。


監督は『ボーン・コレクター』フィリッピ・ノイス
脚本は『リベリオン』『リクルート』カート・ウィマー
主演は『ウォンテッド』アンジェリーナ・ジョリー
共演はリーヴ・シュレイバー、アンドレ・ブラウアー等。
サスペンス・アクション。100分。

salt-a.jpg

ノンリアリティー!
完全なるノンリアリテイー・スパイ映画!!


CIAエージェントのソルトが、ちょっとした
サービス残業のつもりから二重スパイ容疑が掛かっ
ちゃう不条理要素を含んだサスペンス・アクション。
そんな不条理部分に魅かれる筈が、その疑惑を暴露した
ロシアからの密告者オルロフも逃亡劇を始めるソルトも
CIA本部からいとも簡単に脱出出来てしまうので面食らう。

とは言え、テンポ良く逃亡劇が披露されるので見れる。
と思えば、余りに現実離れしたクソアクションの所為で
「いやいや無いわ~」の連続で流石に萎えてしまうのだ。

元々トム・クルーズ主演の予定から、彼が降板した事で
アンジェリーナ・ジョリーが代演する事となった経緯がある。
アクションが遣り過ぎな上に、それをこなすのが女性という
事で、より“有り得無さ”が強調されてしまっているのだ

“トラックの荷台に飛び降り”はまだしも、“走る車から車へ
飛び移る”のは見ていてキツイし、すんでの所までCIAに
何度か追い込まれても逃げれちゃうのも強運過ぎててビビる。
肉弾戦アクションなんて、ソルトがどんなに過酷な訓練を
受けていようが、自身以上の体躯の屈強な敵を次々に倒せる
筈が無いと思ってしまう。
同じ訓練を受けただろう者ですら容易に圧倒している。

もしソルトが超人だと言うのならまだ納得は出来る。
女戦士のアクション映画と言えば、個人的に思い浮かぶのは
『バイオハザード』シリーズを筆頭に、『アンダーワールド』
シリーズや『イーオン・フラックス』だが、それ等は飽くまで
女戦士が人間以上の能力者であったからのリアリティーである。
どんな武術を持ち合わせていようが常人であり、しかも女性
にも拘わらず、『ボーン』シリーズのジェイソン・ボーン
様な立ち回りは現実味に欠けるし、アクションにも限界が有る。

“CIA本部脱出”に始まるセキュリティーの甘さで
ホワイトハウスの地下施設もサクッと潜入されては、
ソルト一人で世界征服出来てしまう勢いだよね!?

女性ゆえの制約が生じようとも、演出や編集で誤魔化せば
いい(!?)所をノータリンにただ派手に遣ってしまう。
超人の如き活躍で、アクション的な中身は大きくなっている
一方で、反比例して盛り下がる鑑賞者との温度差は半端無い。

設定も練られていないというか、前時代的というか…。
アメリカ潰しに核兵器を使うって発想もだが、回りくどく
核兵器でイスラム国家を攻撃させるっていうのもだし、
そもそもサイバー攻撃だの細菌兵器だの経済危機だのが
使用可能な現代では、そちらの方が攻撃方法としては
合理的な気がするので、「何してんだろ?」と思う展開

というかオルロフがCIA本部に来て暴露する意味がそもそも
分からない
し、無理矢理な逃亡劇をさせる原因になっている。
また、そこからソルト自身の行動原理が分からないので、どう
考えてもただの二重スパイではないと予想するのが自然の流れ
何かもう本当に考えられていない気がしてならない。

そういえば、ミラ・ジョヴォヴィッチ主演の
『ウルトラ・ヴァイオレット』も超人(というか
ファージという超人間)な女戦士のSFアクション。
その監督・脚本が本作の脚本のカート・ウィマーだ。
とは言え、やはり脚本家による責任は大きいと思う。
普通なテイで実はノータリンな脚本家かもしれない(!?)

salt-b.jpg

じゃあ何を楽しめばいいのかと言えば、もうそれは
真面目ぶってるお馬鹿アクションを突っ込むしかない。
いや、アンジェリーナ・ジョリーのファンであれば、
スパイらしい彼女の七変化を楽しむ事も可能である。

“金髪ロング”から“リュックサックを背負ったダサイ姿”
だの“目深に帽子を被った顔”だの、“黒髪ロング”や
“やや無理な気がするオナベ変装”や“黒髪ショート”な
アンジェリーナ・ジョリーを楽しめばいいのだ。

いっその事エンターテイメントとして開き直って、又は
アイドル映画みたいにアンジェリーナ・ジョリーが様々な
変装、という名目のコスプレを披露しちゃえばいいのにね。
とにもかくにも残念な映画。

イマイチ乗れないアクションはアクション矮小罪非現実罪
なのに無理矢理な派手アクションは過剰演出罪
テンポこそ良いけれど、どうも身が入らない内容平坦罪だし、
クソアクションにクソ設定、クソ展開で世界観矮小罪
甘々脚本は前時代的罪に、カート・ウィマーファッ○ン脚本罪

判決、有罪

ソルト [Blu-ray]ソルト [Blu-ray]
(2011/04/22)
アンジェリーナ・ジョリー、リーヴ・シュライバー 他

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スケ♪

Author:スケ♪
映画大好き、感想言いたい!
…というワケで(!?)
気ままに映画批評なエブリデイ!
折角だし裁判という形で行こう!

満足度は10段階の評価です。
有罪、無罪の判決をします。。
あくまでも一個人の戯言です。。。

個人的に好きな“お笑い”であったり
“hide”“Marilyn Manson”に例えて
語る事も有ったり無かったり…

●好きな映画監督
園子温(変態っぽい)
中島哲也(徹底してる)
クエンティン・タランティーノ(オタク)
●好きな役者
窪塚洋介(怪演王子)
ジョニー・デップ(昔はアウトロー)
エマ・ストーン(フツーに可愛い)

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