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脳男 (2013)

★★★★★☆☆☆☆☆


‐あらすじ‐
都内近郊で無差別連続爆破事件が発生していた。
そんな中、爆弾魔・緑川のアジトを付き止めた茶屋
刑事は、緑川を捕り逃すも共犯者と見られる男を逮捕。
取り調べでは鈴木一郎と名乗る以外、何も供述しようと
せず、精神科医・鷲谷真梨子による精神鑑定が行われる。
真梨子は感情を一切表に出さない男に興味を抱き、その
過去を調べ始めるのだが…。


監督は『イキガミ』『はやぶさ 遥かなる帰還』瀧本智行
脚本は真辺克彦、成島出
原作は首藤瓜於『脳男』
音楽は今堀恒雄、ガブリエル・ロベルト、suble
主題歌はキング・クリムゾン『21世紀のスキッツォイド・マン』
主演は『源氏物語 千年の謎』『僕等がいた』生田斗真
共演は松雪泰子、江口洋介、二階堂ふみ、太田莉菜ら。
第46回江戸川乱歩賞を受賞した同名小説の実写映画化。
アクション・ミステリー。125分。

nouotoko.jpg

事前情報はほぼナシで見に行った本作。
染谷将太二階堂ふみが出ているという事は知っていたので、
日テレ製作だろうが(!?)それだけで何だか映画感が増す
ので映画館へ。ノンポップなタイトルにも魅かれたしね。

初っ端から“犯人”のエグさを披露しつつも、
映画としてのエログロ描写はかなり控えめだ。
テレビ局が付いてるからなんだろうなぁ、残念。
作品の世界観を表す為にはもっと必要なんだけど、
本作自体がこうやって製作されるのもテレビ局が付いた
お陰と思うとしょうがない事なのかも…でもやはり残念。

スリリングなサスペンスを目指している様で、見方を
変えればダークヒーロー映画とも思える本作は面白い
と思うんだけれど、それは飽くまで設定上ではって所。
突っ込み所というか気になる点は幾つかあり、それを
登場人物ごとに挙げていきたいと思う。

常人ならざぬ能力を持つ“脳男”を演じる生田斗真
何故か鈴木一郎と名乗っているのだが、一応本名は
入陶大威(いりす たけきみ)というらしく、その名と
金持ちの息子って設定は何だかとってもしっくりくる。
生田斗真は適役だな、ナイスキャスティングって思った。

だが、超人の癖して眼のアップで思いっ切りコンタクト
レンズをしている
のは気になった。
ズバ抜けた身体能力に伴い動体視力も超絶な筈だが、
「目は悪いんだ!?」って思うと何か間抜けで笑える。
それに、映画を見る限りではイマイチ“脳男”感は
無く
、その凄さは分かるけどまだまだ不十分な感じ。
終盤での病院内爆破の方法を当てる程度では足りないし、
見てる方はその方法に普通に気付くのに、それでドヤ顔
されても「そんなんで頭良いアピール!?」と困っちゃう。

また、“犯人”の一人を演じる二階堂ふみは怪演という
より、イカれたキャラ設定を盛り込み過ぎていて逆に
邪魔している気がしてならないし、ネットでよく言わ
れる“メンヘラ”“中二病”でしかない。
更に彼女も、顔のアップで眉毛を剃ってないで実は
隠してるだけ
と分かってまたもお間抜けな感じに。
『モンスター』シャロン・ストーンみたく眉毛を
一本一本抜かなくてもいいけど、剃ればいいのにね。
『リング』シリーズの貞子だって睫毛抜いてるんだし。

そんな彼女、死期が近とは思えない程に一人で
大立ち回りを見せるから更に萎えさせる(笑)
一人でどんだけ爆弾を病院に仕掛けて、しかも
大勢をよくもあんなに振り回せるなって思っちゃう。
いや、警察が飛び抜けた間抜けって事かな(笑)

でも、これ等の間抜けで萎える感じは実は最初から。
松雪泰子が演じる鷲谷真梨子が爆弾テロを目撃して
「誰か―っ!救急車呼んでーっ!!」と叫ぶのは
いやいやお前が呼べよ、って思う所。
身内の子供だったらまだしも、赤の他人だし、だったら
人に頼まず自分で呼ぶべきだと思って「何なの?この
ウザイ女…(イラッ)」って序盤で感じてしまう。
そもそも、バスが爆発して何故あの子だけ足を引き摺り
ながらも五体満足だったんだろう(結局死んじゃったが)。
その子供の演技も正直・・・。
そんな彼女の生い立ちや周囲との関係性と
その進展も掘り下げ不足だった様に感じられる。
というか、この映画の目的の一つは、単に松雪泰子に
「セックス」と言わせたかった
だけなんじゃないかな(笑)

江口洋介演じる茶屋刑事も『さまよう刃』での織部刑事の
如く、長年刑事を遣っているとは思えない程、人間として
も刑事としても浅くて甘いクソキャラだった。
ありきたりな展開になってしまうが、最後に脳男の危機に
駆け付けて彼を理理解して助けてくれるなり、美味しい所を
持ってくなりする方がよっぽど納得のいく展開であった。
っていうか、新米が遣られたからって犯人を撃ち殺すなよ!笑
テレビドラマ『白い巨塔』の里見もそうだったけど、
『凶気の桜』『となり町戦争』『GOEMON』
たまたまとは言えどうも江口洋介は自分が余り好き
じゃない役を演じちゃう(苦笑)

でも、きっと終わりよければ全て良し。
けど、最後に脳男が笑うカットは粋じゃなかった
感情が無い脳男が笑うっていうラストはいいけれど、
それをおもむろに見せてしまうのは、如何にもな
不細工なドラマ演出の様で見ていて恥ずかしくなる。

ここは佐野洋子の絵本『100万回いきた猫』を見習う
べきというか、この絵本の様に締めて欲しかった。
一匹の猫が輪廻転生を繰り返す、見方によっては仏教的な
解釈も出来そうなストーリーは、最後には猫が死を迎えて
しまうも、ハッピーエンドと言っても過言では無かった。
別に脳男が最後に死ねば良かったという訳では無い(笑)
絵本の猫は無愛想だったが、最後に幸せを手に入れて生を
終える。それだけで良作だと思えるのだが、読み終えて
絵本を閉じて背表紙を見て、物語は本当に完結し感動する。
後ろ姿で表情こそ見えないが、猫が一番幸せだった一コマは
間違い無く背表紙のカットである。

映画なんだし役者だったら背中で語れ、って事です。
安易で見る者が誰でも分かる様な締め方なんてせず、
粋で格好良い遣り方で締めて欲しかった。
まぁ総合的には普通に楽しめたから、本来は感じていた
設定未熟罪演出杜撰罪非現実罪アクション矮小罪
描写不足罪などの容疑は取っ払っておきます(笑)

判決、無罪
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プロフィール

スケ♪

Author:スケ♪
映画大好き、感想言いたい!
…というワケで(!?)
気ままに映画批評なエブリデイ!
折角だし裁判という形で行こう!

満足度は10段階の評価です。
有罪、無罪の判決をします。。
あくまでも一個人の戯言です。。。

個人的に好きな“お笑い”であったり
“hide”“Marilyn Manson”に例えて
語る事も有ったり無かったり…

●好きな映画監督
園子温(変態っぽい)
中島哲也(徹底してる)
クエンティン・タランティーノ(オタク)
●好きな役者
窪塚洋介(怪演王子)
ジョニー・デップ(昔はアウトロー)
エマ・ストーン(フツーに可愛い)

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